オーディオのこと

Last updated on January 3, 2017

オーディオ第三期

 へなちょこの耳を持っているので、何がいい音がするのかよく分かっていないのかもしれません。仕事仲間でもあり、自転車仲間でもある知り合いが、2012年になって自転車仲間であり仕事の後輩でもあり2万枚を超えるCDと2千枚を超えるLPを持つ熱狂的なジャズファンの奴が家を建て直しました。半地下のオーディオルーム兼自転車置き場作りました。そのためのオーディオ機器を新たに買い揃えています。アメリカから新品のレコードプレーヤーを輸入したり、発売当時200万円近くしたJBLのスピーカーをヤフオクで手に入れたりしていました。そんな刺激的なこともあって家を建てた時に揃えたオーディオをいじることになりました。20年ぶりにオーディオの蟲が湧いてきたのです。
 昔と様変わりしたのは、インターネット環境でオーディオに関しても簡単にいろいろなことが調べられるようになっています。オーディオA期まではオーディオ専門店にに行かないと新品にしても中古品にしても手に入れることができませんでした。そんな風にしてオーディオ機器を手に入れてきました。ところが今ではインターネットの普及によってオークションで普通の人が簡単に商品を売れるようになりました。そのためアンプにしろスピーカーにしろオーディオ関係の商品もたくさん出ています。昔は高級機で手も足も出なかった商品が数万円も出せば取り揃えられるようになっています・・・・数十年経っているので経年変化で劣化してる部品もあるので当時の音がそのまま出てるという訳ではないとは思いますが。今回はアンプを買うだけにはとどまらず色々なものを手に入れ組み合わせて試すことになりました。
 オーディオ第二期にCDプレーヤーは良いものを手に入れていました。そのまま使うことになっています。ディジタルのソフトのCDは変換部分(DAC)をどうするかという課題があります。バッファーアンプに真空管を使うといい音がするということなので、中国製の真空管DACをeBayなどで手に入れました。中国製の真空管は評判通り駄目でした。真空管によって微妙に音が違うのでアメリカ製やロシア製のものに交換しています。DACは電流変化を電圧変化に変換するICのOPアンプを入れ替えるとガラッと音が変わってしまいます。何が正解なのか難しいものです。CDトランスポートとDACを接続する同軸ケーブルを変えても音が変わります。
 もう一つの課題は良い音がするプリメインアンプを手に入れることです。プリメインアンプを幾つか手に入れましたが、高価なアンプが良い音(気に入った音)がするわけでもありません。どれにも一長一短があり帯に短し襷(たすき)に長しでした。幾つか買い換えたり自分でトランジスタを交換したりして分かったことがあります。アナログのアンプは最終段のパワー・トランジスタの音を聴いているということです。人気がほとんどなく野口秀雄1枚ちょっとで手に入れた1977年製のYAMAHAのCA-X11は驚くほど良い音がしました。オリジナルのサンケン製2SA745/2SC1403でしたが金田式アンプで名石と誉れの高いNEC製2SA627/2SD188メタルキャンと交換してみました。シンプルな回路のCA-X11がより澄んだ良い音になり女性ボーカルなどはすばらしくなったと思いました。トランジスタを交換していくつかアンプを壊してきたので、NEC製2SA627/2SD188をもともと使っている1975年製のLo-D HA-510を手に入れました。スピーカーの音圧を調整する機構がついていたり、安っぽい感じではないのでメインアンプになりました・・・1975年のグッドデザイン賞を獲得しています。同じアンプで小電力トランジスタを交換したメンテナンス品も手に入れることができ交換ました。これでアナログのアンプ選びは終わりになると思います。
 2016年になっても、プリメインアンプはLo-DのHA-510に決まっていてまったく変更するつもりもありませんでした。音が変わったとかそういうわけではなく、リレーが入ってないのでスピーカーをオフにして電源を落とさないと、電源を落としたノイズがスピーカーを揺するのがちょっとした気になっいました、時々無精をすることがあるとやっちまったと。久しぶりにHA-510を手に入れることになった人のオークションを覗いてみました。小電力トランジスタとかコンデンサーとかを交換して手が入っている山水のアンプが幾つかとYAMAHAのCA-1000BとCA-2000が出ていました。YAMAHAの二つは1976年のもので併売されていたようで当時でお値段が3万円ほど違っていました。CA-1000Bの最終段のパワートランジスタを調べてみるとサンケン2SA745B/2SC1403Bのメタルキャンのダブルでした。1977年製のYAMAHAのメタルキャンのサンケン2SA745/2SC1403のCA-X11は驚くほど良い音がしてました。その強化版のサンケン2SA745B/2SC1403Bを搭載したYAMAHAのCA-1000Bのアンプがどんな音がするか気になってしまいました。失敗なのかどうかは分かりませんが、手に入れることができたので、エージングをしながらしばらくこのアンプでいこうと思います。
 たまたま、アンプを手に入れたところに30年ほど前の薄型でフロントローディングのトレイ型のレコードプレーヤーがありました。ラックの上に置けるので手に入れ、レコードも聴ける環境になりました。CA-1000Bのフォノイコライザーが良いというのでShure V15 type3を手に入れたところCDにない音がして驚きました。アナログは良い音がします。
 スピーカーはYAMAHAの3way NS-1000XWを四半世紀使ってきました。アッテネーターとネットワークをいじった2way LS-1001の方が良い音がする?? オーディオの世界は価格が高いものの方が良い音がするわけでもないようです。598戦争といわれた時代のTechnicsの3way SB-MX7を手に入れてメイン・スピーカーにしました。
 自分の机の上のサブ・システムは発売当時20万円もしたBOSEのラジカセAW-1でした(20年ぐらい前に中古で手に入れました)。DAC-01Aが余ったこともありDVDプレーヤーのDV-2020とでAW-1を鳴らしましたが音がいまいちのような。デジタルアンプも試してみたくなりTA2020-20という名石のICを積んだデジタルアンプLepai LA2020を手に入れ、スピーカーはリニアム型ツィーターを採用したKenwoodのLS-7PROにしました。このスピーカーの高域はすばらしく机の上のシステムなので低域は駄目でも良い音を楽しむことができています。DV-2020は回転音が五月蝿いのでLGのDVDプレーヤーに変更しました。
 オーディオは同じ回路でも使うトランジスタやICの違いによって音ががらっと変わってしまったり、配線のケーブルやACコードを交換しても音が変わったりする摩訶不思議な世界です。そうなら好きな音のするシステムを自分でうまくパーツを組み合わせて作るのもオーディオの一つの楽しみ方である、ということも分かりました。
 オーディオを再開して1年ほどあれやこれやといじってきて分かったことがあります。プリメインアンプは1970年代の普及機と呼べれるものでも、パワー・トランジスタが良いと高級機と呼ばれるものより良い音がすることでした。回路がシンプルでもパワートランジスタの素性が良いと良い音がするというちょっと皮肉のような話です。オーディオ評論家は全くのブランドテストはしないという話も分からないではありません・・・何百万円もするアンプと数千円のD級アンプとの違いが分からなかったりするそうです。ぐぐっとこの先にを読んで頂けると、いろいろ苦労しながらやっと今の構成になっていったかが分かっていただけると思います(微笑)。

現在のメイン・システム


CDトランスポート  Pioneer PD-T07
D/Aコンバータ    Xiang Sheng DAC-01A type3 改 (真空管は中国製6N3Pからロシア製6N3P-Eに、OPアンプはOPA627AP 2個に変更)
レコードプレーヤー Sony PS-FL3
プリメインアンプ  YAMAHA CA-1000B (最終段はサンケン2SA745B/2SC1403B、小電力トランジスタなどを交換したもの)
スピーカー     Technics SB-MX7
          Kenwood LS-1001改 (吸音材を追加、並列のコンデンサをオーディオ用1個に、抵抗を3Ωに変更)

現在のサブ・システム


CDトランスポート  LG DVP-L36
D/Aコンバータ    Xiang Sheng DAC-01A type2 改 (真空管は中国製6N3PからRCA5670、OPアンプはLT1469に変更)
プリメインアンプ  Lepai LA-2020
スピーカー     Kenwood LS-7PRO

プリメインアンプ  家のCDプレーヤーはPioneer PD-T7、プリメインアンプは山水のAU-X1、スピーカーはYAMAHAのNS-1000XWとどれも重量級のものでした。オーディオ評論家の故長岡鉄男氏の重いものは良い音がするという言葉にかぶれたからです。久しぶりに山水のAU-X1で音を出してみました。経年変化でスピーカーの保護回路の調子が悪いこともあって少し前から右側のスピーカーから音が出なかったりしていました。それが左側にも出るようになっていました。音量を上げてリレーをオンにして音をだしてやり、アンプが温まってくれば問題はなくなります。でも、面倒でありあまり気分の良いものではなありません。馬力はあるが良い音を出しているかは???でした。
 ネットでいろいろ調べていくとアンプはデジタルアンプが登場しているというのには驚きました。アナログのアンプしか知らない私にはどういう風になっているのかは判りません。デジタルの信号をデジタルのまま増幅する、電源は別にして数千円でアンプが発売されています。これが超高級のアナログアンプと変わらない音を出すとか。数百万するアナログアンプと数千円のキットを組み立てたデジタルアンプをブランドテストをしてオーディオ評論家が違いが判らなかったとかということです。アナログのアンプはどうかといえば、最新のアンプが必ずしも良いとは限らないようです。今はICの時代になっているのでトランジスタは廃れていってしまっている。つまりパワーアンプを形成するパワー・トランジスタなどが無くなってきている時代のようで高級なアンプしか無くなってしまっている。真空管アンプがトランジスタアンプにとって代わられていった時がありました。真空管が無くなってきて皆が探し回って真空管専門店ができたりしていてアナログの再生は真空管アンプがいまだにいいという考え方もあるようです。同じようにトランジスタアンプもデジタルアンプより旧いトランジスタアンプの方が音が良いといわれることもあるようです。
 スピーカーとCDプレーヤーはそのままでスピーカーリレーが経年変化で具合が悪いAU-X1をなんとかしようと思いました。旧いアンプを修理してくれるところを見つけはしたのですが、AU-X1は馬力だけの部分があるようなので新しくアンプを手に入れて交換することにしました。後で判ったことは、最初に見つけた修理工房は評判がよろしくないようでした。目茶苦茶な修理をして高額な修理費を取るところみたいです。昔のプリメインアンプが良いので、経年変化で半田付けのクラックやリレーなどが傷んでいる部分の修理をしてあるものを探すことにしました。故長岡鉄男氏が重いアンプは音が良いというのもあって、ヤフオクで重量があり回路を点検整備したNECのA-10Wを手に入れて替えてみました。定位が良くて低音もしっかり出ていて良いものを手に入れたと思いました。でも、何かもう一つ足りないというかちょっと合わないところがあって困りました。AU-X1より分解能は上がって定位は良くなったのですが、聴いていて少し疲れるような感じでした。ソロなどは良いのですが編制が大きくなると定位がはっきりしなくなるといったらいいのでしょうか。PioneerのPD-T07内蔵のD/Aコンバータがいけないのかアンプがいけないのか良くわかりませんでした。
 そんなで調べていくとパワーがあるアンプが必ずしも良いのではないということが分かってきました。パワーがあるということはトランジスタの出力段がシングルプッシュプル(一組のパワー・トランジスタの組み合わせ)では無理で、二組のパラレルプッシュプルや三組のトリプルプッシュプルになります。ところがシングルプッシュプルなら必要がないことですが、同じような性能のトランジスタを並列や3列に集めることは難しく音の質が落ちてしまうようになってしまう・・・この辺は勉強不足でした。現在のパワー・トランジスタは高出力のものができているのでシングルプッシュプルでも160Wとか出せパラレルなどにする必要はなくなっている。真空管アンプでもプッシュプルよりA級のシングルアンプが良い音がすると言われていました。ペアーになる真空管を揃えることがなかなか難しい。真空管アンプを作ってた頃は2A3のシングルアンプを自作したこともありました。出力はたったの3Wでしたがバカにできないパワーがありました。そんなでシングルプッシュプルでA級動作が可能なアンプを探すことにしました。となるとヤマハのCA-1000、CA-800シリーズになりました。40年ぐらい前のアンプをそのまま使うのはと思いながら取り敢えずオークションで手に入れてみました。音だしはOKだが電源ランプが点かないというCA-1000を落札しました。CA-1000オリジナルがどんな音を出すが聴いてみたくなりました。CA1000は電源ランプが電源のプロテクトの役割をしているというので、麦球を入れ替えれば蘇える可能性があるということでした。電球にアクセスできるか分解してみると、フロントパネルを外して側板の一部を外せば半田付けができるというのが分かりました。麦球を交換すればリレーが作動して音が出るかと期待して修理をしました。家で仮のスピーカーを付けて鳴らしてみましたが一度だけ大きなガリ音が出ただけでした。二度と音は出ませんでした。残念ながら私にはこれ以上の回路の事は分からないので修理は無理のようです。
 再度オークションで探してみるとCA-800とCA-1000を専門に修理り再生して出しているぼる堂という人を見つけました。CA-1000は初期のものよりタイプAの方が回路的に素晴らしいとのことでした。オークションに同時期にCA-1000AとCA-800Aが出ていました。CA-800Aはそのまま再生すると音がCA-1000Aの二番煎じになるということで、ドライバーのトランジスタを最新のものに変更したものでした。最終段のトランジスタの性格かドライバー・トランジスタによって音が違うのかよく分かりません。どちらに手に入れた方が良いのかちょっと悩みました。東芝の最新のドライバー・トランジスタ2SA1930/2SC5171に変更したものを手に入れることにしました。旧いアンプでありながら最新のものにしたというので手に入れる価値があるような気がしたからです。届いたCA-800AをNS-1000XWにつないで鳴らしてみると驚きました。ウッドベースの音が素晴らしく生のベースの音を聴いている感じがしました。ドライバー・トランジスタを変更してあるので低音の音が良くなっていて分解能も上がっているのではないかと思います(PioneerのPMA-500のドライバーを同じような変更をして手に入れた方のコメント)。A級動作の方が更に自然さを増すようです。これほどナチュラルな感じを受けるアンプは初めてです。今まで買ったアンプの中で一番価格は安いものになりましたが、一番音が良いのではと思います。ジャンクだったCA-1000の木枠は日焼けもしてなくて良いものだったので、ちょっと日焼けしたCA-800Aのものと交換することにしました。
 しばらくCA-800Aを鳴らしていてD/Aコンバータを替えたりして聴き続けていると、CA-800Aが本当に良い音を出しているのか分からなくなりました。イギリスの素人の発掘で時の人になったテノール歌手のポール・ポッツのCDを聴いてみました。どうもクラシックの声楽を聴くような音ではないようです。再生ソースを選ぶようで向き不向きがありどうも聴けるような感じではありません。アンプに馬力がありすぎてジャズとかは良いのかもしれませんが、クラシック系のソースには向かないのかしれない。
 そんなこともあってもう少し広い範囲の音楽を再生できる1970年前半の時代のアンプを探すことにしました。日本コロンビアが1972年に民生用に本気を出して作ったデンオン(昔はデノンと読まなかったようです)のPMA-500が評価が高いようです。モトローラ製のパワーダーリントン・トランジスタが魅力的な音を出すとのことで、それ故にオークションでも高価で取引されています。その後に出た改良版のPMA-500Zは無駄なマイクの入力が無くなっただけなのでオークションでほとんど価格は変わりません。どうしようかと思っていたらPMA-350Zというのが1973年に発売されていました。これはPMA-500のシャーシやケースをそのままにでメインアンプの回路もそのままで他のパーツを削るだけ削ったものでした。第一次オイルショックのまっただ中の製品です。それだけでは差別化ができないので出力トランジスタを格下のものに変更したものでした(PMA-350ZのMJ901/MJ1001とPMA-500のMJ2501/MJ3001)。1973年にPMA-350Zの上級機として出されたPMA-700(Z)も全く同じシャーシを使ってコストを下げています。モトローラのパワーダーリントン・トランジスタのPMA-500(Z)用よりはこちらの方が癖がなく素直な音を出すようです。ウッドケースに納まったDENONのアンプはかなり高額の再生料金を取ってオークションに出している人がいるようです。ジャンク品でないPMA-350Zも結構な値段がしていていました。音は普通に出ているが出力端子の一つが破損しているのでジャンク品としてヤフオクに出ていました。音は問題なく出ているというので手に入れてみることにしてオークションに参加してみました。何とか樋口一葉一枚で手に入れることができました。壊れてもいいスピーカーを壊れてない出力端子に繋いでCDを音楽を鳴らしてみたら良い音で鳴っています。そんなで壊れている出力端子を新しいものに交換して2系統使えるようにしました。リビングのCA-800Aと入れ替えてNS-1000XWを鳴らしてみました。初めのころしばらく音を出していなかったPMA-350Zはおとなしい音しか出ません。CA-800Aの押し出し感が強い音に慣れてしまったせいなのか音が引っ込んでいる感じがしました。ある程度の音量でジャズとか鳴らした数時間後に、ポール・ポッツをかけてみました。違和感がなく素直に聴くことができましたのでCA-800Aのような強い個性はないようです。じゃじゃ馬的な音に親しんでしまったためなのか、後ろに引っ込んでいるという印象になってしまうようです。暫く鳴らしてエージングが済めばいい音になるだろうと期待しています。故長岡鉄男氏の重たい方が良い音がするというのはちょっと違っていたのかもしれません。重さが10sほで片側27W出力のアンプの普及機(往時の値段が62,000円で上級機がPMA-700でした)になってしまいました。ものと金を突っ込んで作ったアンプとは無縁のものになっていってます。どんな音で鳴るのが良いのか判らなくなってきているので、普及機の音で落ち着いてしまうのかもしれません。
 PMA-350Zは旧いアンプなので接点から音漏れがあるようです。ボリウムなどにガリといわれるものはありません。バランスボリウムも全く問題ありません。テープの切り替えをデッキ側に切り替えてもソースの音が聞こえてくるので接点の不良があるようです。接点復活剤とかをかけまくったりしたアンプがオークションに出たりしているようで、必ずしも良い方法ではないとのこと。無水のエチルアルコールやイソプロピルアルコールを使う方が無難のようです。薬局で無水アルコールを手にいれることができますが手続きがあったり面倒です。接点などの手入れにはイソピルアルコール(以後IPAと略す)の方が向いているようです。IPAを簡単に安く手に入れる方法がありました。自動車用のメンテナンス用に99.9%のIPAがあり、オートバックスで「水抜き専門」という商品で198円で手に入れるとができました。接点の手入れができるかどうかPMA−350Zをばらしてみました。プリアンプ部分は電磁的にシールドされているので接点にアプローチできませんでした。シールドを外して見るとフロントパネルの前のシャーシにはPMA-500用のスイッチの取り付け用の穴が開いています。下のシャーシーにも基板を取り付けるための4つの開口部があります。PMA-350ZはそっくりそのままPMA-500のパーツを使って前後のパネルだけを新調したもののようです。この後の年に出るPMA-500Zもそのまま使っているようです。オイルショックの危機を乗り越えるためにベイスになるものは使いまわすというのが無難な手だと思います。シールドを外して3つのロータリースイッチを掃除しました。綿棒にIPAをつけて拭いていくと確かに接点はきれいになっていきます。ボリウム類にはガリがないのでいじるのは止めました。ステレオの左右を入れ替えたりするロータリースイッチは接点をきれいにして時間を置いたら右左を入れ替えるリバースは機能をするようになりました。接点はすぐには復活してこないようです。下のケースを外しても下側のスイッチにはなかなかアクセスできません。どうしようかと考えて針付き注射器でフロントパネルからIPAを撒いてスイッチを動かしてみることにしました。動きが滑らかになりましたが導通が良くなったのかは??です。音を出してみましたが音の粒が細かくなったような気がします。マライア・キャリーのMusic Box、チェン・ミンの二胡、Kenny GのBreathless、John Secadaも良くなった感じがするのは良く目でしょうか。手入れをする前より低音は確実に良い音になったと・・・・。
 1974年当時のチューナーやAUXへの入力は大体100mV前後になっています。現在のCDプレーヤーの出力が2Vなので過大な入力が入っているような気がしますし、プリ部で相当絞る形になります。PMA-350Zも同じですが、テープ入力が320mVになっています。こちら側にDACの出力を入れてみました。こちらの方が入力が歪まないのか良い音のような気がします、本当かな?
 これ以上の手入れはプロに任せる方が無難な気がします。機を見てメインテナンスに出すときにはチューナーとAUXの入力の抵抗値を替えてもらってテープ入力レベルと同じレベルに変更してもらいましょう。
 Denonの普及機のPMA-350Zの音は気に入ってました。オークションを何気なく覗いたら兄貴分のPMA-500Zの点検整備済みのものが出ていました。回路をいじれる事のできる素人の人が小電力トランジスタ、電解コンデンサ、接点の点検と各部の調整をしたものでした。小電力トランジスタとかが交換されていて格安のお値段にひかれて入札をしました。PMA-350Zを整備に出すよりも安くて上級機が手に入ると思ったからです。他の人の入札が無かったのですが、終了の3分前に入札があり、価格が2千円ほど上がってしまったのは残念でした。PMA-350Zを点検整備に出すよりも、とてもお値打ちで福沢諭吉一枚ほどで、兄貴分のアンプの整備品が手に入ることになりました。出力段のモトローラ製のパワーダーリントン・トランジスタがPMA-350Zより良いもの(パワーのあるもの)になります。アンプの性格は出力段のトランジスタが音を決めると分かってきたので、1976年製のPMA-500Zの音はどうなのかな〜という期待と一抹の不安があります。アンプが届きましたが切り替えスイッチの2つにプラスティック部分に写真では判らなかったが注意すれば分かる欠けがありました。問題になるほどの欠けではないので出品者に問い合わせたりすることは止めました。PMA-350Zと全く同じパーツを使っているのとPMA-350Zのものと交換してほんの少し見てくれを良くしました。音はどんな感じなのかとすごく気になりました。柔らかい音がするというのが最初に聴いた印象です。尖がったところがなくて良いかなと思いました。じっくり聴きはじめてみるとPMA-350Zと音が少し異なるのでちょっと驚きました。いつも聴いてるWhitney Houstonと声が違う、まだエージングができてないためかもしれませんが、思っていた音とは違う音が出ています。 しばらく音を出し続けないときちんとした音にならないのかもしれません。整備がきちんとされているかちょっと不安なところがありました。イコライザアンプ以外は整備してあるという話だったのですが、チェックをしてみるとやはり素人の方が整備されているので整備が抜けているところがありました。トーン回路の整備がボリウムのガリは放ったらかしになったようで、Trebleのボリウムをいじるとノイズが出ます。まあ、トーン回路を殺せるDefeatがあってトーン回路を素通りできますし、回す時にガリが出るだけなので問題はないのですが。商品はジャンク品扱いでとなっていますのでしょうがないでしょう。取り敢えず2時間半ほどCDを替えつつ鳴らし続けました。初めに聴いたWhitney Hpustonに戻ってみるといつも聴いている歌声に近くなってきています。エージングをすることによって音が劇的に変わってきてます。Mariah Careyの歌声も違和感がなくなってきてます。しばらくこのままエージングしていけば納得する音に変化していって落ち着くような気がしてきました。 5時間ほど鳴らし続けてエージングをしています。大分、良いように音が落ち着きつつあるようです。低音は350Zよりたっぷり出るようです(整備がしてあるか、旧いままなのかの違いなのかもしれません・・・)。テノールのPaul Pottsの歌声が今までの中で一番聴きやすいようです。今聴いている音が本当の音に近いのか、このアンプがクラシックに向いているのかしれません。出力トランジスタを交換してなくても、小電力トランジスタやコンデンサーなどを交換すると、音に大きな影響が出るというのが判りました。エージングをしていくと、段々、音が求めたものになっていくのか、耳がその音に馴らされていくのか、どちらかなのかは判りませんが、変わっていくのが分かります。鳴らし続けたら、おそらく気に入ったPMA-350Zと同じような音になってきたと思います。耳がこの音に慣れてきてしまったのかもしれません。低音のドライブ力はかなりあるようでスピーカーがLS-1001だとちょっと辛い面があります。NS-1000XWだと問題はありませんが。この4か月余りアンプ探しをしてきましたが、取り敢えずPMA-500Zでしばらくアンプ探しは終わりにしたいと思います。好きな音のするアンプを探し当てるのはなかなか難しというのが分かりました。そういう意味でアンプ選びは難しい気がします。
 久しぶりに音の出るアンプのPMA-350ZとCA-800Aを取り出してきてPMA-500Zと音がどう違うか繋いでみました。PMA-500ZにスピーカーのLS-1001を繋ぎDACはPD-T07のオリジナルのものを使いました。PMA-350ZはスピーカーにNS-1000XWを使い、DACは真空管のものを使いました。PMA-350Zとの比較ですが音の厚みに違いがあるようです。昨日、自分でいじれるか再度開けてみたところ小電力トランジスタの足が黒くなっていてトランジスタが傷んでいました。そのせいもあるのか低音が出てない感じですし、第一次オイルショックのパーツが高騰した時期にPMA-500のパーツをそぎ落として作ったものなので、薄口になってるような気がします。PMA-500Zのエージングが進んで良い音になってきたのもあるのかもしれません。YAMAHAのCA-800Aも同じように繋いでみましたが明らかに性格が違うようです。音としては淡泊のような気がしてPMA-500Zの味付けの方が好みのようです。
 CDプレーヤーのPD-T01の出力が2VなのにPMA-500ZのAUXの入力は100mVです。Tapeの入力が500mVなのでそちらに入力していましたが、それでもメインのボリウムを絞らないとアンプの出力が振りきれてしまいます。ボリウムは12時ぐらいで使うのが一番良いようなので、Muteの切り替えで-10DBにしてみました。PMA-350Zの時はMuteを使うと音質が変わってしまったので使い物にならないのではと気になりましたが、今のところその辺の問題は無いようです。DAC-01Aもボリウムで出力を絞れるのでTape1からAUX1に繋ぎ替えました。これで良い音で鳴ってくれるのでしょうか。
 アンプ選びは終わったはずでしたが、オークションを見ているとYAMAHAのアンプでCA-X11というのがありました。YAMAHAのアンプでCA-とネーミングしてあるけどオーディオの足跡(http://audio-heritage.jp/)にも載ってません。どうも忘れ去られたプリメインアンプでもあり、また498で売られていた普及機のアンプでもあります。オークションに出ることもあっても人気が無く二束三文で売られてしまうような悲しい機種です。いろいろと検索してみると金田式アンプで使われている名石と云われたサンケンの2SA745/2SC1403メタルキャンを搭載しています(どうも私の勘違いだったらしく金田式アンプに使われたことは無かった。でも音の良さは瓢箪から駒だったようです^^;)。YAMAHAのアンプでCA-1000BやCA-2000にパラレルプッシュプルで使われたりしているパワー・トランジスタです。オークションでCA-800Aを手に入れましたが、最終段は東芝のトランジスタでした。どうも私の欲している音と合わなくて数万円出して手に入れたCA-800Aはお蔵入りになってしまいました。PMA-500Zに特に不満があったわけではありません。オークションでCA-X11が4800円で出ていた時に入札しようとしたら、出品者の都合で突然終了になって落札できませんでした。もう少し高額で再度出品されましたが、落札者は現れません。何度か終了と再開を繰り返してましたのでそのまま様子をみていました。再度、オークションでCA-X11で検索すると500円と1000円で2つ出品されていました。商品の説明から1000円のものは完全にジャンク品で修理ができる人しか手に入れても意味が無さそうでした。500円のものは電源は入りましたというものでしたが、画像でピークメータにもライトが点いてるものがありました。これはもしかしたら音が出るかもというので手に入れる気になりました。手に入れてもジャンク品の可能性もあるので少額で入札をしました。オークション終了間際に入札があってどうなるかと思いましたが、34円差で運よく手に入れることができました。初めは150円のスピーカーに繋いで音を出してみたら音が出ないのでジャンク品を手に入れたかと思いました。リレーがなかなかオンにならなかったようです。ボリウムをいじるとガリが盛大に出ました。スピーカーを付けたままボリウムを大きくしたり小さくしたりしてたらスピーカーのボイスコイルが焼けました^^; 左チャンネルの音が少し小さい気がしますが鳴らし続けたらもとに戻ってきたと思います。PMA-500Zは独特の味付けがあるような感じですが、こちらはそんな感じは少ないような気がします。どうもアンプは最終段のパワー・トランジスタの性格がもろに出るような感じがします。CA-X11のケースを開けてみました。パワー・トランジスタの放熱器が1枚の板で後方にあるパワートランスのフラックスを避けるための遮蔽板も兼ねた構造になっています。パワーを入れても3W以下(パワーメーターが振れることはほとんどない使い方)ぐらいで鳴らしていますので問題はないでしょう。
 Xiang Sheng DACのハムノイズを修理したついでにOPAアンプをリマーク品から純正のテキサツインスツメント製のOPA2604に交換しました。これだけの変更でCDを掛けてみると音が違うようになりました。音の粒が細かくなったというか大きな変化でした。YAMAHAのCA-X11の音が良いと思っていましたが、クリアーなサウンドなのですが音が痩せているようなというか音の艶やかさが足りないような感じがしました。もしかしたら音に味付けをしてないピュアなサウンドなのかもしれませんが聴き続けるのがちょっと辛い感じになりました。その点、PMA-500Zは癖があるアンプなのかもしれませんが、厚みがある感じというか柔らかというか聴きやすくなりました。 しばらくそれでPMA-500Zで聴いていました。OPAアンプのOPA2211も良さそうでしたが大阪では実装タイプしかありませんでしたので取り付けができませんでした。他にもLT1469が素晴らしいということだったので手に入れてみました。OPA2604から変更したところ個々の音の定位が更にしっかりして音像がはっきりしました。OPA2604のような艶っぽさはありませんが音の粒がしっかりしていて心地がよい。アンプをCA-X11に変更してみたとろPMA-500Zよりこちらの方がクリアーな透明感のある良い音で再生されるようです。低音の厚みもCA-X11の方があります。オーディオの難しさは同じ製品のパーツを一つを変更すると音ががらっと変わってしまうということのようです。今再生してるのはCDに入っている音を忠実に再生してるのか、それとも味付けをしてるのかがちょっと分かりません。オーディオは機械なので聴こえてくるのは機械を通した音ということなのかもしれません。自分の気に入った音で聴くというのがオーディオなのかもしれません。
 CA-X11の音が気に入って聴いていました。しばらく使ってましたが電源をオンにすると左の音が小さくなってるのに気がつきました。バランスボリウムで調整して同じ音量にしてみると左に雑音が入る? 何回か電源を入れ直してみたのですが症状は変わりません。旧いアンプなのでドライバートランジスタなどに寿命が来てるのかなと思い諦めることしました。PMA-500Zに戻してみたのですがCA-X11のようなクリアーで厚みがある音ではなくいまいちのような気がしました。同じYAMAHAなのお蔵入りになっているCA-800Aを持ち出してきてつけてみました。ちゃんと整備されているのでSN比は非常に良くて良い音なのですが何かものたりないというかさびしい音のような気がしました。おそらく低音の厚みが違うのが影響してるのかもしれません。CA-X11が下をブーストしてるわけではないと思います。アンプの設計時期の違いでプリアンプが±電源?になっているためなのかもしれません。同じYAMAHAでも1977年発売の定価49,800円のCA-X11の方のサンケン製の2SA745/2SC1403メタルキャンの音が、1974年発売で定価95,000円のCA-800Aの東芝製の2SA663/2SC793メタルキャンより音が良いというのはちょっと皮肉のような気がします。CA-800Aよりまだダーリントン回路のPMA-500Zの方が気に入った音がすると思います。仕方がないのでもう一度仕舞ってあるCA-X11に戻してみることにしました。しばらく置いておいたので直っているかもと甘く思ったこともありました。CA-X11にセットし直して電源をオンにしたら、今度は右から音がでません。右も壊れた?かとチェックをしてみるとバランスボリウムを目一杯左に回していました。そりゃ右から音が出ない訳です^^; 音出しのテストをすると同じように音がおかしかったりしてしました。チェックし直して音が変なことがあって後ろ見てみたらケーブルが外れかかってたりしてました。前回のトラブルもスピーカー端子にスピーカーケーブルがうまく入ってなかった可能性があります。取り敢えずCA-X11は良い音で鳴るようになりました。普及機のアンプですが良い音なのでしばらくはこのままでいきたい。
 しばらく使っていましたが、やはり、時々、駄目になるのでPMA-500Zに戻しました。低音の伸びと澄んだ音のCA-X11がやはりいい音がするので諦められません。回路に詳しい人が傷むトランジスタがあると書いてあるので、天板と底板を外してみました。トランジスタの足が黒くなっているものがいくつかありました。鳴らしてみると左の音が小さいままでした。トーン回路を外したダイレクト接続でも普通の接続でも変わりませんでした。ステレオではなくモノにして鳴らすと同じ音で鳴りますしピークメーターも同じに振れます。メイン回路は問題ないようです。プリ部のどこが悪いのか分かりませんでしたが、パワーを入れて鳴らしていると左のパワーが戻ってきました。そのままパワーを入れて鳴らし続けてみました。数時間鳴らした後に電源をオンオフにしてみましたが、左側の音が小さくなって歪んだ音がするということはありません。トランジスタが悪いのではなく温度などによって抵抗値が変わってしまいバイアスの電圧が変わってしまったりするのが問題なのかもしれません。取り敢えずイソプロピルアルコールでガリの出るボリウムと脚が黒くなったトランジスタの刷毛で塗ってみました。ボリウムから出ていたガリはなくなりました。トランジスタの脚にも塗ってみましたが、音が改善されたかどうかは分かりません。このアンプはパワーはありませんが非常にクリアーな音なので使っていきたいと思っています。
 1977年生のCA-X11はお年寄りのアンプなのか鳴らしているとやはり時々左チャンネンルが駄々をこねています。パワーがなくなり歪が盛大になります。今のところそんな時はちょっとパワーを入れて鳴ら続けてやるとご機嫌が戻ってきます。何時かそんな風にしても戻らなくなり使い物にならなくなる時が来るかもしれないが、それまでは騙し騙しながらでも使っていきたいと思っていました。アンプは最終段のトランジスタの音で決まるようなので、サンケン製2SA745/2SC1403メタルキャンの音に勝るアンプが見つかるまではこのアンプを使わないといけないかなと思っていました。騙し騙しではなくCA-X11を最良の状態にするためにのプリアンプのトランジスタの交換を考えないではなかった。ですが、思いついたことが一つあります・・・最終段の2SA745/2SC1403のアンプのプリ部のトランジスタを交換するのではなく、最終段の2SA745/2SC1403のパワー・トランジスタを別のアンプに移植することです。ドライバー・トランジスタを交換したCA-800Aのアンプを持っていますが音がちょっと気に入らなくなり使っていません。ネットでトランジスタの規格がpdfファイルであるので調べてみたら、いまいちの東芝のパワー・トランジスタ2SA663/2SC793とサンケンのパワー・トランジスタ2SA745/2SC1403の規格がほとんど同じなので代替えが可能です。CA-800Aを死蔵していても仕方がないし、壊れてももともとと思い改造をすることにしました。現在使っているCA-X11をバラしても良かったのですが万が一壊れると好きな音のするアンプがなくなってしまいます。サンケン製2SA745/2SC1403メタルキャンのパワー・トランジスタのペアーを手に入れるため、もう一台ジャンク品のCA-X11をヤフオクで手に入れることにしました。2SA745/2SC1403のトランジスタのペアーを中古で手に入れるのが難しく、また載っているアンプを買った方がペアリングができてると思ったからです・・・バラで買ってしまうとペアーをうまく合わせることができず、また、バイアスの調整ができるわけではないのでうまく鳴らない可能性があります。運よくヤフオクで夏目漱石1枚ちょっとで手に入れることができました。パワーメーターが点灯してなかったのでパワー・トランジスタが生きているか心配だったのですが大丈夫でした。半田付けをしなおさないといけないかと半田吸い取り器を手に入れて準備をしました。CA-X11のパワー・トランジスタを一枚パネルの放熱器から外そうとして気がつきました。真空管と同じようにソケットで取り付けられていることに気がつきました。取り外すのはいとも簡単で留めてあるネジ2本を外すだけでした・・・・情けないことにこんなことも知らなかった^^; 新しく手に入れたCA-X11は35年も経ってるアンプなのに放熱用のグリスは乾燥してなくてまだ使えそうな感じでした・・・・あまり使っていないで押し入れ保存であったものかもしれません。
 CA-800Aのパワー・トランジスタの付いている放熱器はそのままではパワー・トランジスタにアクセスできずどうするかとちょっと悩みました。放熱器をシャーシに固定してあるネジを外せば、放熱器がメイン段の基盤ごとシャーシからフリーになるのでパワー・トランジスタにアクセスできました。取り外したサンケン製2SA745/2SC1403をCPU用の買ってあったシリコングリスを塗って一つずつ取り付けることにしました。というのは+電圧のかかるトランジスタとーのかかるトランジスタを付け間違えるとトランジスタが破損するからです。それでもミスをしそうになりました。2SC1403を取り付けるべきところに2SA745を取り付けていました。一つずつ取り付けていったのが正解で間違えに気がつきました。2つトランジスタを外していっぺんに交換してたら±の電圧が逆にかかって危なくパワー・トランジスタをお釈迦にすることろでした。
 パワー・トランジスタを交換して音出しをしてみました。うまく音が出るか、期待した音が出るのか緊張の一瞬でした。すんなりと音が出てきたので一つ目はクリアーできました。トランジスタの組み合わせ等の問題は無さそうです。出る音はどうなのかと思いましたが、オリジナルの音より低音の厚みが増してベースの音などは下まで出ている感じです。女性のボーカルはCA-X11の少しとんがった感じからまるみというかまろやかさが出てきました。シンバルなどの高域の澄んだ音は磨きがかかりました。東芝のトランジスタのときは音の違いが分かったのですが、サンケンのトランジスタではA級動作にしても音は変わらないと思います。名石と思われるサンケン製2SA745/2SC1403はCA-X11で鳴らしたときより、回路がしっかりしているというかドライバー・トランジスタが最新のものになっているCA-800Aの方が良い音でなってくれたのでホッとしました。ところがホッとするのもつかぬまで、暫く鳴らしていたらノイズが出てきました。??? 小さな音で鳴らしてると気がつかなかったのですが、入力を切り替えて入力をなくしてボリウムを上げていくとノイズががんがん出てきます。パワー・トランジスタの調子がおかしい??かもというので急いでバラしてみました。柔らかいなと思いながら塗ったグリスが放熱器から垂れてきてました。塗ったグリスが取れてパワー・トランジスタが放熱器から浮いてしまい、放熱がうまくいかなくなってきて熱暴走し始めたのかもしれないと思いました。パソコンが壊れたときにCPU用に買った安いグリスだったのでこれが悪さをしてるようでした。サンケン製2SA745/2SC1403メタルキャンのペアを取り付けるときに、ペアのことは気にせず取り付けたので(ちょんぼです^^;)、ペアが違ってしまった可能性もあります。急遽、日本橋のデジットにシリコングリスを買いに行くことにしました。値段が安いものもあったのですが、又やり直すのも大変なので一応名のついたものを買ってきました。今度のものは付けてみると粘性がかなりあるので重力で落ちてくることはないと思います。同時にパワー・トランジスタのペアの入れ替えもしました。電源をオンにしたら問題なく良い音で鳴り始めましたのでパワー・トランジスタを壊すことは無かったようです。グリスの問題だったようで様子をみながら鳴らしてますが熱暴走した時間より長く鳴らしても問題ありませんでした。鳴らし続けていくとエージングが進みどんどん良い音になっていくようで楽しみのアンプとなりました。
 最終段のトランジスタで音が変わることが分かりました。サンケン製2SA745/2SC1403メタルキャンの音はCA-800Aに載せ替えてエージングが進んできてすばらしい音になってきました。もともと載っていたCA-X11では出ていなかった音が出てきているような気がします・・・身びいきの可能性も大いにあります。CA-800Aはドライバー・トランジスタが最新の2SA1930/2SC5171に替えてあるのでドライバー・トランジスタの違いによるものなのでしょうか? オーディオを始めてから長いこと経ちますが、初めて生の音と比較できる音になってきたように思えます。ウッドベース、テナーサックス、トランペット、ドラムの音などがCDによっては実に生々しくNS-1000Xから聴こえてきてゾクゾクとしてしまいます。ボーカルも自然の感じで非常に生々しい良い音が出ていると思います。最終段のトランジスタの交換がこれほどの違いを生むとは思いもよりませんでした。
 3週間ほどしたらCA-800Aから突然ノイズが出るようになりました?? バイアスが悪いのか何が原因なのか分かりません。ブーンと雑音が出て聴いてられる音ではありません。原因が分からないので予備機のCA-X11を使うことにして
一か月ほどCA-800Aは放って置いてました。ハムノイズの原因が良く分からないこともあったからです。ハムノイズを取り除いてもらうためにヤフオクで手に入れた方に相談してみようかとか、パワートランジスタが壊れた可能性もあると思って交換しようかと考えました。金田式のアンプの名石といわれたトランジスタをヤフオクで手に入れようと、落札した名石の2番目といわれる2SB551/2SD188を定型外郵便で送ってもらったら行方不明になりました。パワートランジスタが手に入れることができなかったので、バイアスとかのずれを修正できる方法ないかと考えました。パワートランジスタの2SA745の左右を入れ替えてみたらどうなるかを試すことにしてCA-800Aをばらしました。シャーシを箱から出してネジ止めしてあるパワー部を放熱機と一緒に外しました。問題のパワートランジスタ2SA745を外そうとパワー基板の方を見たら、あれ、トランジスタソケットのあたりにグリスがかなり垂れてるなと思いました。ソケットのあたりのグリスを楊枝と綿棒で取りました。もう一方を見てみるとグリスが基板の方にまで垂れ込んでいました。グリスが基板の回路に一部べったりと着いていました。こちらの基板の回路がグリスでショートしていてノイズが出ている可能性があるかもしれない。基板のグリスを除いて清掃したらなんとかなるかもしれない、と淡い期待を胸にしてトランジスタの入れ替えにかかりました。家に長いペアンがあったのでウェットティシュを挟んで奥の方までうまく取り除くことができました。最初にトランジスタを外した側は回路にほとんどグリスの垂れ込みはありませんでした。回路にグリスはほとんど着いてはいないので取るほどのことはありませんでした。左右のパラートランジスタ2SA745を取り付けて仮組みをしてスピーカーに繋いでみました。注目の音出しはCDの曲を掛けてしました。良い音で鳴り始めました。ノイズは混じってないけど左の音が小さいと思ったらバランスボリウムが右に寄っていたのでした。注目のCDを止めての音は? ブーンというハムノイズは無くなっていました。曲がかかってないときは無音になりました。ノイズの原因はグリスが基板の回路をショートさせていたということのようです。CA-800AはCA-X11に比べてやはり深みのある音がします。これでまた良い音で音楽が聴けるようになりました。とりあえずトランジスタを入れ替えようと思って分解してみたら、原因が発見できて修正ができました。アンプをどうしようかと悩んでいたのが嘘のようでちょっと万歳です。
 パワー・トランジスタの交換で音がガラッと変わることが分かりました。プリメインアンプは最終段のパワー・トランジスタで音がほぼ決まるとなると、やはり良い音がするといわれているパワー・トランジスタを手に入れたくなります。サンケン製2SA745/2SC1403もクリアーで低音も出ていて良い音がしていると思いますが、メタルキャンで金田式アンプの名石と云われているNEC製2SA649/2SD218の音も入れ替えて聴いてみたくなりました。これがNo1と云われている石みたいなので、めったにオークションには出てきません。しばらく探してみましたが見つかりそうもありませんでした。出てきてもとんでもない値段がしたりするようです。次席にNEC製2SB541/2SD188があり、運よくヤフオクで安く落札できました。送料をケチって定形外郵便で送ってもらったら行方不明になり、不着で手に入れることができませんでした。金田式アンプのパワー・トランジスタを手に入れるのを諦めかけていたら、名石のNEC製2SA649/2SD218の小型版といわれているNEC製2SA627/2SD188は時々オークションに出てきていました。3番目の石としてありますが、ちょっとスケールが小さくなるとか少し評価が低いようなところもあります。NEC製2SA627/2SD188の規格をネットで調べたところオリジナルの東芝製2SA663/2SC793とほぼ同じ規格なので入れ替えが簡単にできます。NEC製2SA627/2SD188のなかなか良さそうなものが見つからず価格が高くなったりしてました。チェックを入れていたら特性の揃った2SA627/2SD188(hfeが86/84と78/80)をヤフオクで手に入れることができました。短期間にたくさん出たので、更にコンプリのペアーのデッドストックの新品も手に入れ、中古の予備(MarantzへのOEMでhfeが105/103と102/98)も含めて3セットも手に入れることになってしまいました(そんなに手に入れても仕方がないのに^^;)。 パワー・トランジスタの取り付けも慣れてきたのでYAMAHAのCA-800Aのサンケンのものと入れ替えました。けれどもグリスの選び方と塗り方が難しい。パワートランジスタを1週間ほどで入れ替えたのですがどうも基盤の方に垂れてくるようです。CPU用のグリスを転用しているのですが柔らかすぎるからなのか問題が発生しています。いくつか手に入れましたが今回手に入れた台湾製の300円のものが硬めのようです。パワー・トランジスタが熱くなってグリスが柔らかくなりソケットの穴から浸み出してこないように極く小量にして塗りました。出てくる音は問題ないことを確認しました。孫が新たに誕生しオーディオ室兼リビングは上の孫が走り回ってる状況なので今は大きな音で鳴らせてません。ほんの少し女性ボーカルを聴いてみるとかなりいい音のような気がします。サンケン製2SA745/2SC1403ほどクリアーな尖がった感じではなくて、細やかな音でかつ豊かな音のような感じだと思います。ジャズ・ボーカルのJane Monheitを聴いてみるとボーカルとベースの音が素晴らしい。hfeの差なのか同じトランジスタでも音がほんのちょっと違うような気がしないでもありません。エージング必要だと思いますが十分な時間が取れてません。NEC製2SA627/2SD188メタルキャンをCA-800Aに取り付けたので金田式のDCアンプの本来の音とは違うと思います。金田式DCアンプでのパワー・トランジスタの順位がそのまま反映されるのか分かりません。ですがこのパワー・トランジスタは名石と云われているのが分かるような気がします。今後の音が楽しみになりました。
 というような呑気なことを云っていたらCA-800A改が突然音が出なくなってしまいました。グリスのせいかと掃除してみましたが復活しませんでした。メインのアンプがなくなってしまったので予備機のCA-X11を使うことにしました。パワー・トランジスタを交換したCA-800Aがとても良い音がしたのでCA-X11もパワー・トランジスタを新品のNEC製2SA627/2SD188に交換して使うことにしました。オリジナルのサンケン製2SA745/2SC1403より良い音がします。アンプは最終段のトランジスタでほぼ音が決まってしまうようです。新品なのでエージングが必要のようです。同じパワー・トランジスタを使って音を出していますが、2SA745/2SC1403の時はCA-800Aが良い音がして、NEC製2SA627/2SD188の時はCA-X11の方が透明感があって良い音のような。う〜ん、アンプは摩訶不思議の世界です。主観がはいるのであまり当てにはならないのかもしれません。CA-X11はボリウムが壊れているようです。ボリウムを絞っていっても右側は音が無くならないので抵抗値がおかしいのでしょう。一台壊したCA-X11があるのでボリウムを外して付け替えることにします。どうも自分でいじると壊すことが多いのでこれも壊すことになるかもしれません。
 D級と呼ばれるデジタルアンプが最近オーディの世界で注目されています。たかだか数千円のデジタル・アンプが何十万、何百万円をかけたアナログ・アンプの音を凌駕してしまい、ブラインドの比較テストで見分けがつかなかったようです。そんなこともあってTripath社製のTA2020-20というICを使ったアンプのLepai LA-2020を手に入れました。中国製なので箱に書いてある商品と入っているアンプの名前が違うのはご愛嬌です。入ってるICがTripath製のものではなくリマーク品の可能性も否定できないのでTA2020-20というICも手に入れておきました。メインのシステムに繋いで鳴らしてみました。3千円もしないアンプからこんな音が出るかというのが正直な感想です。クリアーな音です。トランジスタを交換したCA-X11の透明感にはちょっと劣るような気がしますが、サブ・システムのアンプとして十分な性能を持っていると思います。ただリレー回路が入ってないので電源オフにするときにぶちっとスピーカーからぶちっと音が出てしまいます。ボリウムを下げてオフにする習慣を付けないといけないようです。
 電源が12V2Aという貧相な電源でした。25Wx2のアンプにはちょっといかんだろうということで12V8.5Aという100Wのスイッチング電源を手に入れて交換してみました。音がクリアーになった気がします。もっと押し出すような音になるのかと思ってましたが繊細になるようです。断捨離でアナログアンプは処分しないといけないのでこのアンプが私のメインアンプになる予定です。
 好きなパワートランジスタに改造したりするのも良いのですが回路のことが分かっていないので故障したときに修理が不可能です。NEC製の2SA627/2SD188メタルキャンは良い音がすることが分かりました。同じパワー段の規格のアンプを手に入れて最終段を交換するのではなく、最初からNEC製のパワー・トランジスタを搭載しているものを手に入れることにしました。回路を点検をして問題のないという日立のLo-D HA510というアンプがヤフオクに出ていましたので落札しました。PMA-350Zと同じように出力側にリレーのような遅延回路がとかが入ってないので電源オフでぶちっと入ると云われています。電源をオン・オフをする前にスピーカーの切り替えでスピーカーをオフにすれば問題ないと思います。届いたのでスピーカーに繋いでどんな音がするか鳴らしてみました、注目の一瞬でした。同じパワートランジスタにしたCA-X11と同じような音がするのか、それより良い音がするか、どんな音がするかが気になりました。やはり透明度があって良い音がします。アンプを交換しながら聴き比べた訳ではありませんが、パワートランジスタを同じにしたCA-X11より深みがあるというか良い音がしていると思います。HA-510の方が良い音がするように思えるのは、最終段のトランジスタが同じなので、回路設計が良いのかドライバーのトランジスタが良いのかその辺のところは良く判りません。このアンプには2つのスピーカーの音圧レベルを調整する機構がついています。今使っているスピーカーのNS-1000XWとLS-1001改は10dBぐらいの能率差があるので同一音圧レベルに調整して聴いてみました。店頭などで切り替えスイッチでスピーカーの聴き比べをする時には少し大きな音がする方が良い音に聴こえるらしいという書き込みを読んだことがあります。ありゃ不思議、NS-1000XWの方が中域が厚くて良い音がすると思っていたのは誤解のようで、LS-1001改の中域が痩せていたわけではないようです。LS-1001のドームツィーターは良い音をしていると思います。HA-510のボリウムが無段階の可変抵抗ではなくステップ式のアッテネイターです。ちょっと高級感があります。1973年に始まった第一次オイルショックをオーディオ界ももろにその影響を受けてコスト削減が必要になりました。そのため同じ1975年発売の中級機のHA-610とはシャーシーが共通、高級機のHA-1100などとかなりパーツを共有してコスト削減をしているのだと思います。上位グレードのパーツを下位グレードのものが使うことになるので高級感が出るのかもしれません。一応、1975年のオーディオ部門でグッドデザイン賞を受賞しているのでまとまっている形をしてるような。1年ほどかけて良い音のするアンプを探してきました。オーディオ一期に自分で作った2A3のシングルアンプが良い音がしていたような。同じような時期に作られた普及機のアンプが自分のお眼鏡がかなうというのは何とも面白いことです。最終的にSimple is the bestとなりました。
 同じ出品者から小電力トランジスタなどを交換したメインテナンス品を要りますかと尋ねられたたので、即、要りますと答えました。それも安価で手に入れられることになりました。寿命があるトランジスタを交換してあればあと10年以上そのまま使えるでしょう。私よりも長生きをするかもしれません。うれしい限りです。HA-510の38年余りそのままでずううっと鳴らし続けていた方は右側から時々ノイズが出て来るようになりました。どうも小電力トランジスタの一部のどこかで寿命が来たものがあるのかもしれません。ちょうどメインテナンス品が届いたの交換しました。音はほんの少し違うようです。エージングがまだできてないところもありますがトランジスタが新しくなって音が若々しくなったような感じです。細かいところまで音が出ているというか。粒が小さくなっていてきめ細やかになったように思えます。今までのアンプの中で女性のボーカルは最高のような気がします。これでアンプ探しはひとまず終わりにできると思います。

 暫くオーディオをいじっていませんでした。久しぶりにヤフオクを覗いたら、以前、Lo-D HA-510を買った人のオークションでYAMAHAのCA-1000BとCA-2000が出ていました。ウッドパネルだしと思いながら、どんなんかなと調べてみると、オーディオの足跡(http://audio-heritage.jp/)にCA-2000(1977年発売)は載っていますが、CA-1000B(1976年発売)は載っていません。どうも忘れ去られたプリメインアンプでもある? CA-1000Bの最終段のパワートランジスタがサンケン製の2SA745B/2SC1403Bというメタルキャンのダブルでした。CA-2000はCA-1000Bの後継機でしたが、しばらくCA-1000Bも併売されていたようです。プリメインアンプをいろいろと買って聞き比べていたころ、YAMAHAの1977年発売の定価49,800円のCA-X11の方が1974年発売で定価95,000円のCA-800Aよりいい音がしたので??と思ったことがありました。最終段のパワートランジスタが違っていて、サンケン製の2SA745/2SC1403メタルキャンが東芝製の2SA663/2SC793メタルキャンより音が良かったということです。アナログのアンプの音は最終段のパワートランジスタでほぼ決まると思います。という訳で一部のトランジスタやコンデンサーなどを交換して手が入ったCA-1000Bを手に入れたくなりました。このぐらいまでなら出してもいいなという価格で入札をしたのですが、だれも入札する人がなく、提示された価格で落札することができました。HA-510とメインアンプを入れ替えましたが、結構、重くて19sもあるので年寄りにはつらい作業でした。メインスピーカーは接続コードは太いものにしているので、取り付けができなくてしばらく四苦八苦しました。初めてCA-1000Bの音を聴いた瞬間は、HA-510の方が音の繊細さがあるように思えました。でも、CA-1000Bと比べるとちょっと華奢な線が細い感じなのかもしれません。CA-1000BでSB-MX7のスピーカーでのバスドラの音はこちらの方が腹にドスンと来ました。おそらく価格の差が電源部の作りになってしっかりしている。というのが、瞬間的なパワーが必要な時に関係しているのかもしれません。パーツを交換してあるので新しいトランジスタなどのエージングが足らないため少しまだ堅い音がするのかなと思います。しばらく聴いているとボーカルも何もかも良いというか音の定位が素晴らしいというか、それぞれの楽器などの音を気にするのではなく、音楽として聴いて楽しめることができるプリメインアンプのようです。しばらく様子をみてみましょう。
 毎日電源を入れるわけではありませんが、購入から2ヶ月ぐらい経ちました。電源を入れてしばらくの間、ボリウムの操作で少しガリが出ます。整備をしてもらったのを手にれているのですが、十分手入れをしてあっても、年代物なので仕方がないのかもしれません。ボリウム操作で、左右差があるとかはありませんし、操作している間だけガリが出る問題です。だいぶ使ってきたので、かなりエージングもできてきたようで、自分の耳では変化が分からなくなってきました。このアンプはボーカルの再生は素晴らしいと思います。聴くCDのほとんどが女性ボーカルなのでうれしい限りです。NEC製2SA627/2SD188よりサンケン製2SA745/2SC1403の方が骨核がしっかりしてるというか、悪く言えば少し骨太のような印象がします。音の定位がしっかりしていてとてもいい感じだと思います。オーディオはなかなか難しいものです。

CD Transport
 CDトランスポートにPD-T07を使っていました。機種が旧いのとDVDプレーヤーが旧い50インチのテレビに必要なので、DVDプレーヤーで代用できないか考えてみました。というのは新しいオーディオ規格でDVDに録音するものもあったり新しいCDもあるようなのです。せっかく192KHzも再生できるDACを手に入れたこともあったので、調べていくと旧いCDプレーヤーの専用機の高価なものよりDVDプレーヤーの方が音が良かったなんていうのもありました。DVDプレーヤーの場合はCD用のD/Aコンバータが貧弱の場合が多いようです。D/Aコンバータは別に用意するので格安で手に入りメカとしても良いものというのを探すことにしました。Pioneer DV-S858Ai 2002年頃にベストバイを独占したというPioneer DV-S858Ai DVDプレーヤーをヤフオクで手に入れました。i.LINKはありますがアナログ出力で新しいデジタル出力規格HDMIケーブルには対応していないので格安で手に入りました。音が出してみるとちょっと軽いかなという音のような気がしました。新しいDACで聴いてみると問題はないようです。PD-T07に比べたらDV-S858Aiは重量感がまったくありませんし、ちゃっちい感じです。
 DV-S858Aiに重量感が無いので振動にも弱そうな感じがしました。高速で回転するCDやDVDの振動を抑えるためにオーディオボードを載せてやろうかと考えました。誰が気がついたのか分かりませんがスピーカーの台とかアンプに載せたりすると音が変わるのだそうです。そんなで御影石とかがオーディオボードとして販売されています。これがオーディオ用となると結構なお値段がしたりするのです。300x300x15mm程度の御影石のボードを上に載せてやろうかと考えました。御影石を格安で売っているところを探しましたがなかなかありませんでした。やっと布施駅のコーナンでガーデニングに使う御影石があるのを見つけました。プラスティックの枠がついて組み合わせられるようになっているのを1枚で300x300x15mmのものと4枚で同じ大きさのものを手に入れてきました。2つで996円でした。大きいものをDV-S858Aiの上に載せてみると良い感じになりました。それでばらした2枚を脚のところに入れました。残った2枚をアンプの下に入れました。YAMAHA CA-800AはA級動作にすると結構熱くなるので、下側のクーリングのために隙間を開けた方が良いと思ったのです。音がしまったようになるかも???と期待してみました。実際に音を出してみると良い感じになったように思えます。こんなのは気分の問題なので、そうだと思い込んでしまえば良いだけと思っていました(笑)。
 しばらく音を出していて違和感がしてきました??? どうも変な感じがしていたのですが、ダイアナ・ロスを聴いてみて何かキンキンする感じがする。こんなものではなかったような気がしてきました。下が出てなくて上のどこかにピークがあるような感じがあって聴いていてしんどいのかもしれない。DV-S858Aiの上にボードを載せた時は良かったのに足の下にも入れてみたらどうも良くなくなったような。ということで下に入れたものを外してみました。そしたらキンキンしたものは取れて落ち着いた音になったようです。下の方もごく自然に伸びてるような感じです。抜いた2枚はDV-S858Aiの上に載せてみました。音の変化はほとんどないようです。ちょうど430oのプレーヤーの上にきれいに載ったのでそのままにしました。う〜ん、ボードには効果はあるような感じです。低音を充実させるためにDAC用のACコードも太いものに替えてみました。
 CDトランスポートでしっかりしたものというのはCDプレーヤー初期の物量をかけたものしかないようです。現在のものでというと超高級品しかなくなっています。ということで、ターンテーブル方式の一番最初のもので物量をかけたPD-T07を素直に使うことにしました。DVDを家族が見るために必要なのでアナログ用のDVDプレーヤーを別に使うことにしました。DV-S858Aiは寝室の旧い液晶テレビ用に使うことにしました。
 LPやCDなどを音源にするとどうしても機械的な回転部分や読み込みの問題が起こります。iPODなどの音が良いのはデータの読み込みに機械的な部分がない、またノイズの原因になるACがなくて電池駆動である点が大きな利点になります。これからの音楽ソースはコンピュータ制御された機械的な部分の無いDC駆動のものが主流になるのでしょうか。
 サブ・システム用にCDトランスポートが必要になりました。低価格でというとDVDプレーヤーの同軸デジタル出力を利用するのが一番手っ取り早いと思います。オークションでリモコン無しのPioneer DV-2020を野口秀雄1枚で手に入れました。リージョンフリーにするために同じくオークションで手に入れたLV-220Vのリモコンがそのまま使えました。筐体が軽いせいもあるのでしょうか、CDを入れるとブーンと回転ノイズがします。使ってない御影石を再度登場させて上に載せることにしましょう。
 DV-2020の回転ノイズが結構あってボリウムを絞るとうるさいので家にあったLG電子製のDVDプレーヤーDVP-L36に交換しました。音が途切れるトラブルに見舞われましたが同軸ケーブルをXianShengのDAC-01Aについてきたものを使ったためでした。エレコムのケーブルに交換したらまったく問題なくなりました。中華製のものは当てになりません。接触不良のパーツを同梱するなよな(苦笑)。

D/A Converter
 アナログのアンプを使う限りデジタルのソースをデジタルのまま再生するわけにはいきません。D/A converterが必要になります。サンプリングを増やして1曲でCD1枚分のメモリーを使っても何ら問題がなくなってるのでD/Aコンバータもそれ用のものが登場しています。D/A ConverterとUSBを使ってパソコンがアンプに繋がる時代になったということも、今回、知ることになり驚きでした。もう一つはiPodに代表される圧縮されたものの再生にはどうしたら良い音で再生させられるか? 中国製の真空管アンが登場してるには???。デジタルのまま再生すると欠けている情報はその通りの音になってしまいますが、真空管だとアナログ対応なので欠損したところを適当にそこを埋めてしまって滑らかな音になるようなのです。そういうようなことからSONYのアナログ処理方式の旧い初期のD/Aコンバータがオークションで高価で取引されたり、最終段のアンプが真空管のD/Aコンバータが出てきていることです。真空管の特性から倍音を作るの真空管のバッファーアンプでアナログ処理をしてCDの音を再生すると素晴らしい音になるということらしいです。レコードがアナログでいまだに根強い人気があるようにCDもアナログ処理するとそれが人の耳に合うのだそうです。
 PD-T07に搭載されているDACはフィリップ製です。次のCDプレーヤーからパイオニア製のレガートリンク?が搭載されました。倍音などをデジタル処理をして滑らかにしようとする方式のようです。PD-T07のDACはすなおで最終の増幅回路がFETを使ったA級増幅のようです。そんなでこちらのDACは優秀な音がする可能性があるようです。アンプをPMA-350Zに変更したのでもう一度PD-T07を繋いでみました。DV-S858AiにDACをかませたものとPD-T07を直接つないだのをアンプに入れて同じCDを同時にかけて切り替えて音を聴いてみるというのをテストしてみました。切り替えて音が違うかとじっと聴いてみましたが違いが判りません^^; CDの操作性が良いPD-T07を復活させてDVDの再生にSONYの縦置きのできる安いプレーヤーを使うことにしました。PD-T07にDAC-01A経由にしたものとPD-T07の本体のDACを使ったものをPMA-350Zの入力を入れて音を比べてみました。CA-800Aの時のような違いが判りませんでした。う〜ん、今までの努力がなんだかったのかなぁ〜、アンプの違いがその差を吸収してしまうのかもしれません。ますます何が何だか判らないことになりました。
 D/Aコンバータで最終段が真空管のものが倍音を作るので自然さが増して良くなるということが判りました。最終段が真空管のものでCalifornia Audio Labs Alphaというのが有名なのですが生産が終わっていました。国内でも同じようなもののキットとかであるのですが少し高額になります。キットを組み立てるのはどうかなと思ったこともあってCalofornia Audio Labs Alphaの中古品を探すことにしました。ネットで探していくとeBayではなくカナダのモントリオールのオーディオショップに200ドルであるのを見つけました。買いたいと思ってメールのやり取りをしましたが、カードでの支払いは受けつけてくれなくて銀行振り込みにしてくれという返事でした。日本の銀行は手数料を一杯とるので200ドルを振り込むのに100ドル以上かかることが判ったり、shipping costが280ドルだったりしたので購入を諦めました。
type1 初期のもの  ネットで更に調べていくと、中国ではいまだに真空管を作っていることもあるのか、中国製の真空管アンプが激安で数多く出てきてます。iPodを再生するための真空管アンプとスピーカーのセットがあったりしてあっと驚くような状態です。そんな中で安価で最終段に真空管を使ったXiang Sheng DAC-01AというD/Aコンバータが評判が良いようでした。どこで手に入れようかと調べてみました。eBayにも出ていたのですがヤフオクでも出ていましたので手に入れることにしました。オークション形式だったので焦って買ってしまって5千円ぐらい損したような気がします。届いたら早速開けて鳴らしてみました。6n3Pという中国製の真空管のまま聴いたら音がしょぼくて泣きそうになりました。もともと真空管はそのままでは駄目だというのは分かっていましたので、日本橋の真空管屋さんでRAYTHEON CK5670という同等品を手に入れることにしました。真空管を入れ替えたら音があっと驚くほど変わりました。定位も違うし音自体が全く異なるものになりました。ジャズを聴けばベースの指使いがいききと分かるし、ボーカルはナチュラルというか空気感が素晴らしい。コンサート会場なら臨場感が素晴らしいのです。真空管は5670互換のWestern Electric 396Aがベストという評判ですが、、日本橋にはなかったのでこれにしました。どちらが良いのか分かりませんが、こちらの方が良い音を出してるのではと思っています。ドライバー・トランジスタや最終段の球の種類によって音が違うというのが判って、オーディオは怖いというのを実感しています。
type2 改良版  ネットで調べていくとXiang Sheng DAC-01Aの改良版のXiangSheng 24Bit 192Khz DAC-01A DAC Tubeが出ていることが分かりました。D/Aの変換のICも新しいもの(CS8416, CS4398)になったり回路が改良されていました。日本ではまだ手に入らないみたいなのでネットで調べるとeBayで出品されていました。送料込みで199ドルだったので香港の小売店に注文してしまいました(もっと安いところもあるようです)。PayPalで支払いが済ませて10日余りしてからやっと香港の郵便局に預けられました。一時は騙されたのかと思ってしまいました。自宅には留守の間に配達されたので郵便局まで取りに行くことになりました。今度のものも作りは全く同じなのですがきっちり作られているのかケースを開けるのが大変で真空管を出すのに苦労してしまいました。RAYTHEON CK5670(途中でRCAの5670に交換しました)に替えて音出しをしました。バージョンアップ版ですのでICも良くなってるのでしょう、音が更に良くなっていると思います。特にボーカルが更に素晴らしい音で鳴っています。短期間に二つも同じようなものを手に入れてしまいました。
 しばらく使っていてアンプのCA-X11に繋いでみるとブーンというノイズが出ました。PMA-500Zに繋いでいるときには気がつきませんでした。原因は何なのか分かりませんでしたので、もう一度PMA-500Zに繋ぎなおしてみました。アースの具合とかで消えるかと思いましたが、小さくですがノイズが出ていました。旧型のDAC-01Aに繋ぐと音が消えるので新型の不都合のようです。取り敢えず旧型で様子をみることに。音は一定の周波数なのでハムノイズではないかと疑いました。ネットで調べてみると糸魚川の西なので交流は60サイクルだから120サイクルの音になるようです。どうも真空管にかかっている高電圧の整流回路の電解コンデンサの容量不足が原因の可能性が高いようでした。このままでは使えないので新型のDACは壊れても良しと考え真空管を交換した時と同じようにバラしてみました。ハムが出る原因の真空管の高電圧用の電解コンデンサは何処にあるのか容量はどのくらいなのか探しました。真空管のそばに耐圧200Vで160μFの電解コンデンサを見つけました。それより高容量のものを探してみましたら、330μFのものがあるようです。コンデンサの交換をと考えてましたが、コンデンサを触っていて気がついたのは少し動くのです。?? 他の電解コンデンサは触ってみても基板にがっちりついていて動きません。もしかしたら半田付け不良かもと半田付けをし直してみることにしました。ちょっと気になったのが半田付けが悪くはなかったのですが少しやり直してみました。半田付けをやり直してもノイズは変わりませんでしたので取り外すことにしました。取り外したら+側の足が折れていました。外しているときに折れたのかもしれませんが、基板に取り付けた時に折れてたのかもしれません。手元に電解コンデンサは無いので新しいものを手に入れて取り付けてどうなるかをみましょう。ここが原因だとうれしいのですが。
 日本橋のでんでん街に行って200V耐圧の220μFの電解コンデンサを買ってきました。耐圧が250Vになるとコンデンサの背丈が大きくなって小さな筐体のDACには立てたままでは載らなくなります。200Vの耐圧のものが売っている販売店は日本橋に無いと思ったらありました。でんでん街の一角に共立エレショップ、デジット、マルツパーツ、千石電商とパーツ屋が集まっていてこんな時便利です。電解コンデンサの足が短いのでどうやって取り付けるか悩みました。ちょっと変則的ですが基板から少し浮かして浮かした足側から半田ごてを入れて半田付けをしました。きちんとした取付ではありませんが仕方ないでしょう。さてハムノイズはどうなるかとアンプに繋いでみました。ボリウムを最大にしてもほとんど問題がないノイズレベルまで下がって納まったようです。脚が折れていたというのは当りでした。
 D/A用ICでアナログに変換した信号はオペアンプで増幅しないといけません。旧型では基板に直付けでしたが新型ではソケットになっていて交換ができるようになっています。回路上はOPA2604というテキサスインスツルメントのものが付いていることになっています。でも中国製のものは何でもありみたいで名前を削ったり名前を入れ替えたりするリマーク品が多数出回っているようです。本物が付いていることは少ないらしく贋物がついているということなのです。本物でも数百円のものなのでついでにOPA2604を買ってきました。ノイズが出なくなったのでリマーク品を外して取り替えてみました。脚がきちんと入ってないのに上から押しそうになりました^^; 脚を整えて差し込んで音を出してみると音が違う。明らかにかに音の純度が上がったというか粗さが無くなって厚みが増しました。ボーカルが素晴らしく良くなりました。旧型より確実に音は上なので直って良かった。
 I/V変換のオペアンプを調べてみると色々あるようです。OPA2211が良い音がするみたいなのですが実装型しかでんでん街の店頭にはないようなので諦めました。LT1469というものがあって良さそうででんでん街にあったので買ってきました。OPA2604に付け替えてからそれほどOPA2604の音を聴いたわけではありません。が、独特の艶というか味付けがあるようでOPA2604の音となって出てくると表現した方が良いのかもしれません。それ故、アンプを選ぶことになるようです。その点でLT1469はそのような味付けは少ないと思います。そして定位がしっかりしているようでそれぞれの楽器の音がクリアーに聴こえてきます。ボーカルは音にOPA2604に比べて味付けがしてないので聴きやすくてとても良い感じだと思います。オペアンプの違いはプリメインアンプが替わった以上の違いがあります。エージングをすると更に音が良くなってきたように思えます。もともとのCDに入っている音は何なのかが分からなくなってきました。
 コンデンサーを替えましたがノイズが残っているのが気になっていました。仕事場の自分の机を片付けてたら前の棚にフェライトを巻いた電源コードが転がっているのを見つけました。コンピューターでフェライトを付けるとACなどからの交流のノイズが減るというのでUSBコードにかましたりして対策をしているのを思い出しました。そうだこれはいけるかもしれないとノイズが減少しなくてももともとと思ったので家に持って帰りました。今まで使っていたACコードより細めなのがちょっと気になりました。コードを交換してからボリウムを最大にしてスピーカーに耳を近づけてノイズのレベルを確かめてみました。ハムノイズは注意して聴かない限り判らない程度まで治まったと思います。フェライトは効果があるんだと思いました。ところがマライア・キャリーを聴いてみると音が引っ込んでしまったような。電源コードの太さの違いで音が変わると書いてあるのを見て嘘だろうと思ってましたが実感してしまいました。ノイズは減らしたいけど音が変わるのは嫌だったので今までのコードにフェライトを付けることを考えました。家のコード類の棚にフェライトが付いたものが転がってないか探してみました。コード類の中にフェライトを電話回線を絡ませたものが見つかったので外して取り付けてみました。ボリウムを最大にしたときのノイズは減って音は元に豊かさは戻ったようです。オーディオは摩訶不思議な世界のようです・・・・現在は電源コードの短いものを自作して使っています。
 CDトランスポーターとDACの間を繋いでいる同軸lケーブルは50Ωと思っていました。音声用のちょっと良い短いRCA端子のケーブルの片方を使っていました。少し気になって同軸ケーブルのことを調べてみると本来75Ωでビデオの映像に使っているケーブルと同じでした。オーディオ用に高級なベルデンの1694Aという75Ωのケーブルがお勧めあるようです。音が違うという話でしたが結構なお値段がします。日本橋にもケーブル専門店があってそこで売っているので買いに行こうかと思いました。買いに出かけるのが面倒なのでアマゾンで同軸ケーブルを調べてみました。RAC端子が金メッキがしてある太目のエレコムの映像用の50cmの75Ωケーブルが送料込みで218円ありましたので手に入れることにしました。同軸ケーブルが届いたので交換をしてみました。ベルデンのケーブルは硬いのでとり回しが大変なようですがこれは太い硬線ですが柔らかくて扱いやすいです。替えて音を出してみるとプラシーボ効果なのかもしれませんが、音の繊細さが増したようです。専用の同軸ケーブルは50Ωのケーブルとの差は分かるようです。同軸ケーブルの高級品に替えるとどうなのかは??なので暫くこのままでいくことにします。
type3 最新版  改良版のDAC-01Aの更なる基板のバージョンアップ版(D/Aの変換ICのCS8416、CS4398は変わらず)が出ています。eBayに出ていましたのでシルバーのものを注文しました。香港から航空郵便で送ってくると思います。もう一つ問題だったのが海外仕様で電源が115Vのものを100Vで使用してます。日本での100Vでも使えていました・・・正規の90%ほどの電圧しか供給されていないことになりますが。ヒーターの電圧が低いので本来の真空管の性能が発揮できないとか、ICに±25V供給されないといけないのですが22Vぐらいになると不安定になるとか、気にはなっていました。今のDAC-01Aが本来の性能が出せるようにすることにしました。DAC-01Aは消費電力が10Wの小さなものですが大きめの600VAのステップアップトランスをかますことにしました。その方が電圧変動が少なく安定した115Vの電圧がキープできるからです。ヒーターにかかる電圧が正規のものになって真空管が温まる時間が短くなり電源を入れてから音が出るのが速くなりました。順番にスイッチを入れていくとプリメインアンプのリレーがオンになる頃には音が出るようになりました。正しく温めた方が真空管の応答性も良くなるような気がしますし、ICでも正しい電圧がかかるようになって、出てくる音も少し変わったようです。もう一つ試してみたのはDAC-01Aには入力切替ができるので、PD-T07のアナログ出力をDAC-0Aの真空管バッファに通すことです。パイオニアは自社製のDACでレガートリンクという倍音成分などを無理やり付加するというようなことをしています。これはパイオニアが自社製のものができてなくてフィリップ製のDACを使っています。そのためレガートリンクはありません。真空管を通して聴いてみると、DAC-01Aとほとんど変わらないような気もしないでもない。切り替えスイッチで音を一瞬で替えると、大きな音のする方が良い音に聴こえるということらしい。そんなでまあ当てにならない評価でしょう。PD-T07に真空管のバッファのアンプを加えてみるのも一つの方法だったのかもしれません。
 香港から航空郵便でDAC-01Aのtype3のシルバーモデルが届きました。OPアンプがソケットになっていて交換できるものがtype2になり、もう一つのICもソケットになって交換できるようになったり回路が見直されたのがtype3になったと思っています。アンプ類との色合わせでシルバーのものを注文したのですが良い感じです・・・・前回は色の注文の仕方が分からなかったというドジをしました。シャシーの上部のカバーがモデルチェンジしてスリット位置が横二つから縦二つになり概観が少し変わりました。そのおかげなのか上のカバーが外しやすくなっていてパーツの交換がしやすくなりました。お決まりの真空管とICの交換です。type2からパーツを外して真空管を6N3からRCA5670にOPアンプをOP2604のリマーク品からLT1469に変更しました。女性ボーカルを聴いてみました。type2はハムノイズが出てコンデンサーを交換したりしましたので、ノイズが残っている? type3はそのようなことがないようなのでS/N比が改善してるのか透明度が上がっているような感じです。今までのものよりきめが細かくなったような。じっくり音楽を聴いてみたいと思います。
 でんでん街に別の用で出かけたので真空管屋さんに寄ってみました。RCAの5670を使っていますが1本しかないので予備のものを手に入れようと思ったからです。調べてもらったら売り切れていました。真空管バッファー用として使う人が増えているからかもしれません。私も無くなると思って同じ真空管屋さんでRaytheonのCK5670の残りを買い占めてしまいましたから。5670同等品として最高級と云われているのがWestern Electric社製のWE396Aのようです。真空管を交換するならなかなか手に入らないこれにするか、低価格の1977年製のロシアの6N3P-Eというものがお勧めみたいです。ネットで調べて手に入れることにしました。中国製の6N3はしょぼい音しかしないようですが、ロシア管の6N3Pは良い音がするみたいです。その高級品が6N3P-Eのようで2倍ほどの価格になっています。といってもRCAやRaytheonのものに比べたらたいしたことありません。ネットで見つけたロシア製の真空管の専門店の球露屋さんは支払いが済んでないのに送ってもらえて翌日には届きました。今度のシャーシは天板を外すのが簡単なのでパーツ交換も楽で真空管を交換しました。出てくる音は真空管が個性を出さないタイプのようです。RCA 5670に比べておとなしくなったような感じです。真空管のキャラクターが出た方が良いのか、それとも影武者のような方が良いのか、暫くこの音で楽しんでみましょう。
 旧型のDAC-01Aはコンデンサーを交換しているので売りに出すわけにはいかずどうしようかと考えました。死蔵してしまうのはもったいないので机の上のBOSEのAW-1のDACとして使うことにしました。AW-1もちょっと入力切替が不調で音が死んでいたのですが、接点復活剤を使ったところ切り替えの問題がなくなりました。音も昔の音に戻ったようです。真空管をRCA5670にOPアンプをLT1469にして使うつもりです。CDトランスポーターはPioneerのDVDプレーヤーを手に入れることにしましょう。
 オーディオ用のOPアンプでテキサス・インスツルメントのOPA627BPが有名ですが高価です。同じくようにOPA627APという商品があり価格も少し安いものがあります。価格差がどこにあるのかというと一般的なものがAPで精度が上がったものがBPだそうです。同じ生産ラインで作っていて検査結果で分けてるか、まったく異なるラインで作っているのかは分かりません。OPアンプの違いによる音の違いはある程度分かると思いますが、BPとAPとの差は聴き分けれるかは分かりません。そんなで安価なほうのOPA627APを手に入れることにしました。回路構成が一つのICに2回路入っているのではないので、1回路のものを2個積むようにしてソケットにはめられるように、日本橋のデジットで変換アダプタの基盤を買ってきて半田付けをして作りました。OPA627APを2個使ってLT1469と交換しました。出てきた音はLT1469に比べてシンプルというか楽器などの定位がよりしっかり分かり味付けがされてなくて深みがあるような感じです。Melody Gardotを聴いていてバックのギターの指使いの擦れる音がリアルに響いてきました。これはLT1469ではこれほどの指使いの音がはっきり分かるものでなかったのでかなり分解能が良いのかもしれません。エージングをすると音が変わっていくようなので様子をみたいと思います。しばらくして音に左右差があることに気がつきました。CA-X11のボリウムの調子が悪いのでアンプのせいかと思っていました。が、アンプを替えても左右差があるのでDAC部分が原因と考えました。真空管の出力で左右差があるのかと思って真空管を交換してみましたが変わりませんでした。OPアンプがシングル二つになったので出力の差があるのかもしれないと思って左右を入れ替えてみました。音の片寄りはなくなりました。ソケットをいじったので接触不良も考えられますが。

レコードプレーヤー
 アナログのレコードを再生するつもりはまったくありませんでした。レコードは何枚か持っていますが、レコードプレーヤーの上には基本的にものを載せられないのでオーディオラックで上が開いていないといけません。リビングのスペースをかなり取ることなってしまうと考えていました。また、レコードも体積が大きいので置く場所に困るというようなこともありました。たまたまヤフオクでLo-D HA-510アンプを出品していたところにソニーの薄型のトレータイプのPS-FL3というもので上に物が置けて普通のアームのものが格安でに出ていましたので手に入れました。同じようなものでリニア型アームでモーターで動くタイプのものもありますが、年期が入っているのでうまく動くのかとかシェルとかカートリッジを選んだような気がしたのと高価で買う気にはなりませんでした。普通のアームのタイプなのでその点を気にしなくていいのと、昔持っていたのターンテーブルはゴムバンドだったので寿命がきてしまい捨ててしまいましたが、DDモーターなのでその心配も必要もありません。40年ほど前に買ったレコードを聴くことができるか試してみるつもりです。
壊れたプーリー側正常なプーリー側
 PS-FL3が届きました。動かしてみるとトレーの出方がなんとなくおかしい。調べてみると前に出てくるようになっているパーツのレールに填まっているプラスティック製のプーリーが片側が割れて半分無くなっていました。そのため左右の高さが違うのとパーツが擦れてしまうところができたりしてうまく動かなかったりするようでした。輸送中に壊れたのか経年変化で割れてしまいもともと壊れていたのかは不明です。31年前の1982年製のものなのでまあ仕方がないでしょう。そのためターンテーブルの水平安定性も悪くなっています。不安定なのは音に影響をすると思うので何とかもとのような形にすることにしました。壊れてしまった左のプーリーは半分残っていましたので回転させて高さを右と同じようにして固定するようにしました・・・下に木を切って入れて回転できないようにしただけですが。本来はプーリーが回転して出てくるようになっていのですがプーリーに自転車のグリスを塗って回転させるのではなく滑らせることで代用させることにしました。固定したときの上下動はほとんどなくなり、結構うまく動くようになったようです。斜めに出てきたりして少し引っ掛かるようでしたのでグリスをたっぷり塗ってみました。動きが滑らかになって問題なく出てくるようになりました。これで暫くは使えるでしょう。出品者に連絡したところ輸送中のトラブルなので運送会社に弁済させるようにと動いてもらえました。落札代金と送料を全額返してもらいました。レコードプレーヤーがただで手に入ったことになります。
 PS-FL3MCというカートリッジがMCのものになったものを出ていて私が落札した価格の4倍以上の34,800円で落札されていました。ストレートアームなのでシェルが独特の形をしているのでシェル付きカートリッジの値段がすごいものになってしまったということです。私のものは低価なのでカートリッジとシェルが一体となっているものでした・・・どうもノイズが出るようです。別の機種のストレートアーム用のシェルを手に入れようとしましたが価格が高騰したので諦めました。調べてみると普通のシェルでも全く問題ないような書き込みも見られるので、パナソニックのEPC-270Cというカートリッジをシェル付きで手に入れました。カートリッジの取り付け方を斜めにすればいいような気がしますが。 残念ながら付きませんでした。シェルとアームの結合部が一般のものと違って特殊な形をしてることが分かりました。SH-151というシェルを手に入れる以外は無理のようです^^;
 SH-151と同じ形のヘッドシェルはソニーではPS-X500、PS-X600、PS-55Xなどに、またKenwoodのKP-07にも使われているようです。KP-07をヤフオクで調べたら格安で出ていたので入札をしてみたのですがどんどん値が上がってギブアップ・・・最終的に2万円越えでした。PS-X600から取り外したSH-151のヘッドシェルがカートリッジ込みで出ていました。これも3500円近くなってしまったのでギブアップ・・・ちょっと前は2,700円ぐらいでした。PS-X55Sの完動品がひっそりと出ていましたので頑張って5500円ほどで落札しました。というのは1982年製のPS-FL3は1980年製のPS-X55Sを可動式のものにそっくりそのまま変更したもののようです。スペアパーツとして持っていても良いかなと思ったからです。
 PS-X55SのシェルSH-151についていたカートリッジはXL-20Gというものでした。PS-FL3のシェル一体型のXL-15より音がいいようです。どうもブーンというハムノイズが気になっていました。カートリッジを替えれば音が無くなるかと思ったのですが甘かった。ということはアースが取れてなくてハムを拾っていることになります。PS-X55Sには出力ケーブルにアースが付いていました。S-FL3にはアースが無いようなと思い込んでいましたが、Phono入力を替えようと入力端子のところをみるとケーブル側にアース端子がぶる下がってました^^; プリメインアンプのアース端子に繋いで音を出してみるとハムノイズは無くなっていました。そうシンプルな問題だったのです。
 ジャズを聴くにあたってカートリッジはShure V15 Type3が良いということが分かりました。それでヤフオクで格安のもの手に入れ、針はジルコ製のものを手に入れることにしました。最初に手に入れたものは右の出力は正常だが左は小さい音しか出ないものでした。でも、右側から聴こえる音が素晴らしいという事が分かりました。2個目も同じで右が正常、左が駄目でした。手に入れた針が悪いのかと思い、針を買いなおしましたが状況は変わりませんでした。という事でDenonのストレートアーム用のシェル付きのShure V15 Type3を購入しました。ソニーのストレートアームは特殊でつきませんでしたが、SH-151につけて、レコードを聴いたところ、皆が良いというのが納得できました。CDとは違う音がする、レコードはレコードの音がするということが分かりました。

スピーカー
 スピーカーのNS-1000XWはとてもいい音で鳴ってます。もうちょっと手軽に鳴らせるスピーカーということでNS-1000XWの上に載るようなものを探すことにしました。フルレンジの一発というのが無難のような気がしました。探してみるとなかなか適当なものが見つかりません。良いものは皆さんが欲しいみたいで価格がそれなりになってしまいます。フルレンジの適当なものは高価になるので諦めました。小型の2Wayのスピーカを探すことにしました。JBL、YAMAHA、Victorなど良いものがありますが、価格がそれなりでした。オークションで他の2Wayスピーカを探してみました。KenwoodのLS-1001が格安で出ていて大きさも良い感じでした。どんなものかを調べてみたら、スピーカーもアルミダイキャストのフレームを使っているし箱もかなり頑丈に作ってあって箱なりがしない、かなりしっかりした作りのものでした。良き時代のスピーカのようで少しいじると素晴らしいものになるとのことでした。そんなでオークションで程度の非常に良いものが5,555円で落札できて2日後には手元に届きました。バスレフで下が出すぎるというので対策として吸音材を詰め込むのが良いということでした。百均でクッション用のポリエステル綿を買ってきて詰めてみました。クッション用の綿を2つを詰めるのがちょうど良い量でした。アンプに繋いで鳴らしてみましたが低音が出すぎることはありません。鳴らし続けると段々と当りが出てきたのか良い感じになってきました。ネットワークをいじってクロスオーバーを変更したりするようですが、吸音材をたっぷり入れて低音をダンプすれば良い音になるみたいです。小音量で聴くには良いスピーカーなのではと思っています。しばらく聴いてみましたがNS-1000XWに比べると高音域が少し弱い感じがしました。しばらくエージングを続けてから、新しいDACで音を出してみるとそれほど高域が足りない感じはないようです。しばらくはこのままで行ってみましょう。
 LS-1001はやはり高音が少し引っ込んでいるようです。そんなでネットワークのツイーターのアッテネイターとして直列に入っているセメント抵抗の7.4Ωをもう少し小さなものすることにしました。ネットで調べると抵抗を3〜4Ωにすると良いようです。といっても抵抗そのものを交換するのは大変なので8.2Ωの抵抗を並列に半田付けをして4Ωぐらいにしようと思いました。端子の基盤についているネットワークを基盤を留めているネジを外して取りだそうとしましたが外れません。どうしようかと悩みましたがウーハーを外して箱の中から端子基盤を押してみることにしました。接着してあったような感じでしたがちょっと押すだけで外すことができました。ネットワークが単体になれば8.2Ωの10Wの抵抗を半田付けするのは簡単でした。もう一つの方はネジを外すだけでボックスから外れましたのでウーハーを外す必要はありませんでした。マライヤ・キャリーのMusic Boxを聴いてみました。高音が前に出るようになってNS-1000XWに近い音になったような気がします。高音がちょっと前に出すぎてどんしゃりになっているのかもしれませんが良い感じになったように思います。しばらくはそのままで聴いていました。アンプをPMA-350Zに替えてからで鳴らしてみました。NS-1000XWと替えてみると高音が前に出すぎている印象を受けて聴くのがちょっと辛くなりました。このアンプだとどうも上が強調されるようなできついような感じがしました。ネットワークに半田付けしてある8.2Wの抵抗を外しました。ちょっとしたことで音が変わってしまうのでオーディは難しいと思います。自分の気に入った音が良い音だとは思います。時々によって感じが変わってしまうの良かったり悪かったり。
 PMA-350Zがメインのアンプになってしばらくしたら、どうもLS-1001は音が引っ込んでしまって聴きにくくなった感じがしました。2Wayのスピーカーだからネットワークが問題になるのでフルレンジのスピーカーを買うかとネットで探してみることにしました。どうも良さそうなフルレンジのスピーカーは良い値段がします。スピーカーを買いなおしても使いきれなかったら同じことなので、もう少し検討を加えることにしました。LS-1001のツイーターのレベルをもう一度上げた方てみて駄目だったら買いなおすこにしました。先日外した抵抗を8.2Ωの抵抗を半田付けしなしました。高音部分が前に出るようになって、キースジャレットのケルンコンサートやビルクロウのジャズアネクドートを聴いてみましたが、問題はあまりなくて良さそうです。NS-1000XWとは音のバランスが違うのでそのことを考慮しないといけないようです。

 調子が良くなったみたいなのでネットワークをもっとシンプルな良いものにすることにしました。ツイーターの-6dbのネットワークは4個のコンデンサーを並列にの組み合わせて8.2μFになっています。フィルムコンデンサーや安価な電解コンデンサーだったりなので1個のものにすることにしました。今、オーディオ専用の高価なフィルムコンデンサーがあります。もう少し安いパークオーディオの両極性の電解コンデンサーにしました。メーカーいわくウーファー用として最高だがツイーターにも使えるとの話でした。アッテネイターとして入っているセメント抵抗は音が悪くなるという話なので、金属皮膜抵抗の3.6Ωの5Wのものを手に入れることにしました。オリジナルは20Wのものが入っていますがそんなにパワーを入れて鳴らすこともないので5Wもあれば十分でしょう。
 取り寄せていた抵抗がパーツ屋に届いたというので取りに行ってきました。パーツが揃ったので裏からネットワークを取り出して改造することにしました。どうやって半田付けを外すか悩みました。端子の部分の半田付けを外さずネジを外して基板を出すことができました。半田を外して接着剤で止めてある抵抗やコンデンサーはモンキーレンチで無理矢理剥がす形で取りました。抵抗とコンデンサーを半田付けして終わりです。すっきりした形になったと思います。もう一つをいじり始めてびっくり。コンデンサーが間違って送られてきてるみたいで10μFのものが入ってました。受け取った時に確認したのは一つだったので単純なミスですが改造が止まってしまいました。
 コイズミ無線から代替えのコンデンサーが届いたので8.2μFを取り付けて箱に戻しました。音出しは緊張の瞬間でした。半田が漏れて回路がショートしてないかちょっと心配しました。いろいろなコンデンサーの寄せ集めで8.2μFでしたがオーディオ用の一つになりました。アッテネイターの抵抗もセメントの止めて一つにしました。絶対に音が良くなっているはずだと思って聴くので良くなっているように感じでしまう。人間のというより私の音感はいい加減のようです^^; キースジャレットのケルンコンサートを聴いてみましたが以前より音の透明感が増した感じがします。このスピーカーに手を入れて改造をしている人はこのツイーターは単体でかなり良い音がするといっていました。コンデンサーが変わったら歪が少なくなったのか高音部がすっきりした感じがします。
 しばらくこれを鳴らした後に、Whitney HoustonのI Will Always Love Youを大きめの音量で聴いてみました。ちょっとさぶいぼが出ました。今まで聴こえていなかった音が出てるように思います。ボーカルには非常に良い感じ(特に女性が良いような)になりました。NS-1000XWの代わりにとは思わなかったのですが、これなら音場の違いを理解しながら、いけそうな気がします。特に小音量で聴く時はバランスが良いと思います。
 久しぶりに大きな音で鳴らしてみました。スピーカーの切り替えでNS-1000XWと比べて聴いてみると少し音が痩せている気がします。何が問題なのかと考えると中音の厚みが薄いせいではないかと。アットネイターとして入れた抵抗の3.6Ωではまだツイーターが引っ込んでしまっているかもということでお勧めの下限の3Ωのものに変更してみることにしました。でんでん街に買いに行きましたが5Wのものが無くて3Wのものになってしまいました。一つ30円でした^^; アッテネイターを取り出して3Ωのものを半田付けして鳴らしてみると音が大分良い方に変りました。この2wayはウーハーのフレームは鉄製のプレスものではなくアルミダイキャストだったりして、それぞれのユニット単体がしっかりしたものです。それぞれが良い音がするはずなので、うまくバランスを取って鳴らしてやれば良いのだと思います。3Ωにしてツイーターの本来の味が出てきたのでしょう。スピーカーを買いなおすかとふと思いましたがこのまま様子をみることにします。
 HA-510のスピーカー切り替えにはアッテネーターがついています。スピーカーの瞬時切り替えで比較をするようにすると音の大きな方が良い音がするのだそうです。音圧が10dBぐらい違うのでアンプ側でA、Bの切り替えをしたらNS-1000XWの方が良い音に聴こえるのは当たり前だったのかもしれません。同じ程度の音圧にして聴いてみるとそれほどの差はないような気がします。たいした耳をしてないということなのかもしれません。低音もかなり伸びてますし中域の厚みもあると思います。最近はメインのスピーカーとして聴いています。
 大きいウーハーには大きい部屋が必要のようで小さい部屋で鳴らしてみても低音が出る訳ではないみたいです。LS-1001のは小型のウーハーですが背面にポートが開いているバスレフなのでかなり下まで出てると思います。そのこともあってジャズ・ボーカルを聴いてもそれほど役不足を感じません。ツイーターが良い音なのでしょう。
 サブシステム用に小型のスピーカーが必要になりました。フルレンジ一発も考えないこともないのですが、良いものは高価であるのと、小型の箱だと低音がちと足りないような気がします。安価で性能の良い2wayのものを探してみることにしました。リニアム型ホーントゥイーターを搭載したKenwoodのLS-7PROというスピーカーが評判が良いみたいでしたので手に入れることにしました。高音部はその音に透明感があって高級機のものと比べても劣ることがなくてすばらしいが、それに比べて12cmのウーハーが貧相であるという評価でした。ヤフオクで落札できて届いたのでメインのKenwood LS-1001の上に置いて鳴らしてみました。どういう音がするか楽しみでしたが、評判どうりのクリアーなサウンドでボーカルはすばらしい音で鳴ってくれます。ベースなども下を期待しなければ問題はないような気がします。机の上でデジタルアンプでも鳴らしてみました。音の定位がしっかりしていて近距離でも問題なさそうです。低音が出ないことがサブ・システムのスピーカーとして良いような気がします。低音が少しもたつくことがありますが吸音材を詰めて密閉型に近い形にすれば問題がなくなるのではないかと思っています。とりあえずはこのままで様子をみます。
 メインスピーカーはYAMAHAのNS-1000XWのはずでした・・・同じYAMAHAのNS-1000Mだったら違ったのかもしれませんが。HA-510のアンプに替えてからスピーカーの音圧を同じにして音出しができるようになりました。今まで良いと思っていた音があれっ音が出てないと感じるようになったのです。LS-1001の中音の豊かさがNS-1000XWには無いような気がしてきました。30cmのウーハーがあるので低音側は出ているのは確かなのです。加齢によって耳が悪くなってきているので高音側の音の判定は??の部分もあります。でもなんか音がもさっとしているような気がしてきました。物量をつぎ込んだものが必ずしも良い音がするとは限らないということがスピーカーにも当てはまるのかもしれません。1970〜80年代のスピーカーを探すとなるとエッジなどの問題が出てきます。ゴム製や布製のものは時間が経つとエッジがボロボロになり張り替えが必要になります。自分でエッジを作るつわものもいますが、今は人気商品のエッジは発売されていますので自分でも修理は可能です。ただ自分で修理をするのはちょっと億劫なのでエッジを再生しないといけないは止めました。Diatoneのウーハーのエッジは使われているビスコロイドは固まってしまい低音がでなくなります。ウーハーを箱から外して裏から軟化剤(ブレーキフルイドを塗ってやれば良いらしい)を塗って十分でやわらかくしないといけないようです。ボロン・ツイーターが特徴ですがボロンが経年変化で崩壊するらしく輸送などの衝撃でで破損して修理が不能になったりするようです。仕事場に使ってないDiatoneのDS-2000HRがあってただで持ち帰れるます。でもこの2つの問題があるので引き取るのを止めています。重さが半端でない。知り合いが買ったもの。捨てたり売ったりできないものなので二の足を踏んでいました。
 なんやかんや調べていくとPanasonicなる前にTechnicsといわれていた時代の(平面スピーカーを拘ってましたが無理だと諦めた後の)普通のスピーカーになった頃のSB-MX7が良い音がするということが分かりました。その当時598の3way争いに参加したスピーカーで、32cmウーファ、10cmコーン・スコーカ、2.5cmドーム・ツイータの3wayです。598の3wayスピーカーのネットワークの多くは500Hzと5kHzでしたがSB-MS7は250Hzと2.5kとHzと低くちょっと特殊だったような。あまり注目されることも無いスピーカーだったようです。ただ力作だったようで良い音がしていたのかひっそりと長く作り続けられてました。モニター用スピーカーとして最適かなと思いましたので手に入れることにしました。人気商品ではなかったのでネットで探してみるとなかなか見つかりません。ちょっと高めではありましたがヤフオクで誰も買う人がなくて売り出し価格で落札することができました。サランネットの破れがあったりして見てくれがあまり良くところもあります。が、音自体は問題ないようです。長く聴いたのではないのでまだ印象ていどですが、NS-1000XWのドローンとした感じではなくクリアーで音で良い感じです。味付けのないのでちょっと淡白な感じがします。良い音のするスピーカーを手に入れたと思います。

オーディオ第二期

 20年ぐらい前、家を建てた1990年前半にホームシアターを作ろうとしていました。リアスピーカーのために天井に高いスピーカーケーブルを這わして準備をしました。100インチのプロジェクターテレビは部屋を真っ黒にしないとできないというので止めになりました。その代わりに50インチのリアプロジェクターテレビに買いました。サラウンドをするつもりでいましたが、AVアンプを使う方式ではなく、オーディオ評論家の故長岡鉄男氏が良いといったスピーカマトリックスでしようと思っていました。どういう順番か分かりませんが、プリメインアンプは山水のAU-X1、スピーカーはYAMAHAのNS-1000XW、CDプレーヤーはPioneerのPD-T07を手に入れました。長岡鉄男氏の重たいものが良い音をするという教祖的な教えから抜けられなくてシステム自体は重量があります。アンプは27.7s、スピーカーは一つ42sでスピーカー台も木製の数キロのものを使ってます。CDプレーヤーはPioneerが開発したターンテーブル方式といってCDを普通とは違って読み取り面を上側にして入れる方式の最初ものです。レコードプレーヤーは場所の関係で手にれることはありませんでした。仕事が忙しかったり、趣味がパラグライダーになったりして週末に家にいなかったりしたのでオーディオの興味は薄れていきました。

オーディオ第一期

 40数年も前の1970年代のことになります。湘南の実家で離れに住んでいた頃、回路も全く分かってないのに回路図をもとにして真空管アンプを作って自作のスピーカーで鳴らしていました。12AX7を3本?を使ったプリアンプと2A3という3Wとしかないシングルのメインアンプでした。スピーカーも秋葉原で買った300Lぐらいのバスレフのスピーカーボックスにタンノイだったかの30pのシングルコーンのスピーカーと取り付けていたと思います。高音が足りなくてGOTO UNITのSG-7というホーンを足していました。レコードプレーヤーもターンテーブル、アーム、カートリッジと別々に購入して組み立ててました。レコードをたくさん持っていたわけでもなく、今から考えればなんだったんだろうなというオーディオでした。二度目の大学の5年目の時に結婚して場所を取るオーディオセットは邪魔になり処分される羽目になりました。